快友寺の明版一切経

我が国最大の所蔵数を誇る明版一切経


快友寺の明版一切経 写真

快友寺の明版一切経 写真

快友寺の明版一切経は、これが収納されている八角輪蔵とともに県指定文化財(平成5年1月)となっています。明版一切経は15世紀初期、中国・明代に彫られた版木をもとに17世紀後半の中国・清代の補刻により印刷されたものです。快友寺にこの経典がはいったのは、1684年から1739年の間で、この経典は、経文のほかに版木を補修した職人の名前やそのためにお金を出した人の名、その年月日、更に補修をした文字の数などが読み取れ、タイムカプセルのようなものです。経典の現存数5443帖は日本最多のものです。
また、平成13年4月に町指定文化財として加わった、イヌマキ巨樹群は、本堂の周辺に5本あり、一番大きな幹廻りは336cmで、樹齢400年以上と見られ、平地でこれだけ巨樹が残されているのは珍しいとされています。

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